介護士さん必見!5秒で介護が楽になり疲れが軽減する体軸の作り方 | 体軸の学校AXIS

介護士さん必見!5秒で介護が楽になり疲れが軽減する体軸の作り方

仕事での体軸のメリット

介護士の皆さん、日々のお仕事お疲れさまです。患者さんのサポートや身体のケアに尽力する中で、肉体的な疲労はついついたまってしまいますよね。

長時間の体力的な労働、感情的な負担、ストレスなど、様々な要素が介護士の方々に影響を与えています。

介護の仕事で経験しやすい特有の身体の疲れ

まずは介護士さんが経験しやすい身体の疲れを5つ挙げてみます。

  1. 腰や膝の疲れ:介護業務では、ベッドへの移乗や身体の支えなど、腰や膝に負担のかかる作業が多いため、腰痛や膝の痛みが生じることがあります。
  2. 肩や首の疲れ:患者さんの身体の支えや移動に伴う姿勢の保持など、肩や首の筋肉が緊張し、肩こりや首の痛みが生じることがあります。
  3. 手や腕の疲れ:身体のケアや移乗の際に、手や腕を多く使うため、手や腕の疲労感や筋肉の疲れが生じることがあります。
  4. 足の疲れ:介護現場では長時間の立ち仕事が多いため、足に負担がかかり、むくみや疲労感が生じることがあります。
  5. 背中の疲れ:姿勢の悪さや長時間の立ち仕事により、背中の筋肉が緊張し、背中の疲労感や痛みが生じることがあります。

これらの肉体的な疲れはしっかりと休まないとだんだん蓄積していくのに、忙しくて休めない現場が多く、肉体的な疲れは仕事のパフォーマンスにも影響を与え、日常生活にもストレスを与えるものです。

しかし、そんなお悩みを解決する方法があります。それは、体軸を整えること。体軸を整えることで、力の必要な介護が楽になり、身体の疲れが軽減され、より快適に仕事ができるようになるのです。

しかも、たったの5秒で簡単に実践できる方法があるんです。

今回は介護の仕事の疲れを軽減し、より快適な立ち姿勢を手に入れるための短時間で簡単に取り入れられる方法として「イス軸法」を紹介します。イス軸法で体軸を整えることで、身体の疲れを軽減し、疲れの蓄積を減らすことができます。

体軸を5秒で作れるイス軸法

体軸のメリットがわかっても、「体軸なんてどうやって作ったらいいかわからない」とか、体幹トレーニングのようなもので何ヶ月もかけて鍛えるイメージがあったら、身体が疲れている介護士さんは「そんなトレーニングする余裕ないよ!」と思うかもしれません。

でも、リラックスして5秒で体軸を作れる方法があるとしたら、体軸を取り入れることができるのではないでしょうか。

イス軸法のやり方は簡単です。

  1. イスに座ってリラックスする
  2. 座ったままおじぎをしておしりを浮かせる
  3. 腰・背中・首の力を抜いてリラックスしたままゆっくり起き上がる

簡単ですね。慣れれば5秒でできるこれだけの動きで、驚くほど身体が楽になるのをイス軸法の体験会では多くの方が実感して驚かれています。

詳しい説明や動画を見ながら自己流でやってみるだけでも、体験会でしっかり教わるほどではないけどかなり楽になるのを感じられる人も多いです。詳しいやり方はイス軸法のやり方のページを見てください。

介護の仕事が楽になる、体軸のメリット

最後に、介護の仕事で体軸を整えることでどのようなシーンでどのようなメリットがあるかをいくつか挙げてみます。

仕事の場面辛さを感じる点体軸を作るメリット
患者の移動や身体介助重い物の持ち運び、体への負荷– 正しい体軸を意識することで、患者の移動や身体介助における作業の安定性と安全性が向上します。
身体への負荷を均等に分散し、ケガのリスクを軽減します。
高齢者のトイレ介助腰や関節への負担、姿勢の崩れ– 正しい体軸を保つことで、姿勢の安定性が向上し、腰や関節の負荷が軽減されます。
作業効率の向上により、介護業務の効率と品質が向上します。
車いすの操作や移乗介助腰や背中の負担、バランスの取りにくさ– 正しい体軸を維持することで、車いすの操作や移乗介助における姿勢の安定性が向上します。
バランスの取りやすさと身体の安定性により、安全性が向上します。
認知症患者のケアストレス、身体的な負荷– 正しい体軸による呼吸の調整と緊張の軽減により、ストレスを軽減します。
身体への負荷を軽減し、認知症患者とのコミュニケーションを円滑化させます。
長時間の立ち仕事足や腰の疲労、姿勢の崩れ– 正しい体軸を保つことで、姿勢の安定性が向上し、足や腰の負荷が軽減されます。
作業効率の向上により、長時間の立ち仕事でも疲労感を軽減します。

正しい体軸を保つことにより姿勢の安定や疲労感の軽減、呼吸が深くなることによる集中力アップ、脳に酸素が供給されやすくなり頭の回転が速くなるなどのメリットがあります。

体軸を作ってから介護の仕事に取り組むことで、身体の疲れや辛さを軽減し、仕事の質と効率を向上させることができるでしょう。

そして、体軸はイス軸法を使えば簡単に作ることができます。

にわかに信じられないという人もいるかもしれませんが、「古武術の身体操作で患者さんを楽に持ち上げる」などのやり方を試した人もいると思います。

イス軸法も似たような感じで、ちょっとした身体の使い方の違いで大きな差が生まれます。介護士の皆さん、ぜひイス軸法や体軸を使って身体の負担を減らしていってください。

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