空手や柔道など、武道の指導者たちの間で広がっているイス軸法。「長時間の稽古でも疲れにくくなった」「とっさの動きが速くなった」という声をきっかけに、同じく持久力や瞬発力が求められる警備の現場でも注目され始めています。
このイス軸法が、警備会社や警備員の業務改善に適していることをご存知でしょうか。
警備業務の特性である長時間の立哨、緊急時の瞬発的な対応、高い集中力の維持。
これらは、体の使い方を見直すことで、より安定して発揮し続けられる可能性があります。
工事現場や駐車場の交通誘導、オフィスビル・商業施設の施設警備など、現場の第一線で働く警備員には、年齢を重ねても一定のパフォーマンスを維持することが求められますが、そこにイス軸法を取り入れることで大きな改善が見込めるんです。
ただ、まだこの可能性に気づいている警備会社は少ないようです。
経営者・管理職向けの体験会はグループレッスンにて承っておますので、お申し込みの際に警備会社の経営者・管理職けの体験会を希望の旨お知らせください。
多くの警備会社が抱える3つの経営課題
課題1 深刻化する離職率の高さと採用難
警備業界の離職率は他業種と比較しても高い水準にあります。
採用の困難さ
- 「きつい」「危険」というイメージが先行し、応募者が集まりにくい
- 若年層の応募が極端に少なく、応募者の多くが50代以上
- 求人広告費用をかけても反応が薄い
- ハローワーク経由の応募も減少傾向
採用後の課題
- せっかく採用しても、体力面の理由で早期退職するケースが多い
- 「立ち仕事が想像以上にきつかった」という理由での離職
- 腰痛や膝痛を発症し、継続が困難になる
- 試用期間中に辞めてしまい、教育コストが無駄になる
慢性的な人手不足の悪循環
- 人が足りず、既存従業員に負担が集中
- 過重労働により体調を崩す従業員が増える
- さらに離職が進み、人手不足が加速する
この問題は、単なる採用力の問題ではなく、「長く働き続けられる環境があるか」という根本的な課題です。
課題2 増加する労災リスクと健康問題
警備業務は体への負担が大きく、労災リスクと常に隣り合わせです。
業務に起因する健康問題
- 腰痛 長時間の立ち仕事、不自然な姿勢での誘導動作
- 膝痛 立ちっぱなしによる関節への負担
- 肩こり・首の痛み 緊張状態の持続
- 足のむくみ・静脈瘤 血流の悪化
- 睡眠障害 夜勤による生活リズムの乱れ
労災認定のリスク
- 腰痛は労災認定される可能性が高い
- 交通誘導中の事故(接触事故など)
- 転倒事故(特に高齢従業員)
- 熱中症(夏季の屋外業務)
経営への影響
- 労災が発生すると、労働基準監督署への報告義務
- 労災保険料率が上がる可能性
- 人員欠員による他の従業員への負担増
- 企業イメージの低下
- クライアントからの信頼喪失のリスク
予防対策のコスト
- 腰痛ベルトなどの補助具の支給
- 定期健康診断
- ストレッチ指導
- 作業環境の改善
- これらにコストをかけても、根本的な解決にはなりにくい
休職・退職による損失
- 労災による休職で現場に穴が空く
- 完治しても職場復帰できずに退職するケースも
- ベテラン従業員を失う痛手は大きい
経営者として最も避けたいのは、従業員が仕事のために体を壊してしまうことです。人道的な問題であると同時に、経営リスクでもあります。
課題3 業界全体の高齢化と体力低下への対応
警備業界は、他業種と比較しても高齢化が顕著です。
現状の年齢構成
- 60代以上の従業員が全体の相当な割合を占める
- 70代で現役という方も珍しくない
- 若手(20〜30代)は極めて少ない
- 平均年齢が年々上昇している
高齢従業員の抱える課題
- 体力面での限界 長時間立ちっぱなしが辛くなる
- 反応速度の低下 緊急時の対応に不安
- 視力・聴力の衰え 安全確認の精度低下
- 持病の増加 配置できる現場が限定される
- 転倒リスク バランス感覚の低下
経営への影響
- 配置の自由度が低い
- クライアントの要望に応えられない場合がある
- 「若い人を配置してほしい」という要望への対応困難
- 従業員の突然の体調不良で現場が回らない
この課題の本質は、「年齢を重ねても長く働き続けられる仕組みがあるか」です。
筋力や体力は年齢とともに衰えます。しかし、体の使い方を変えることで、筋力に頼らない動き方ができれば、高齢になっても現役で活躍し続けることが可能になります。
これら3つの課題は、それぞれが独立しているのではなく、相互に関連し、悪循環を生んでいるのが現状です。
- 若手が採用できない → 高齢化が進む → 体力的な限界で退職 → さらに人手不足 → 既存従業員への負担増 → 健康問題の発生 → 離職の増加
この悪循環を断ち切るには、従業員が長く健康に働き続けられる環境づくりが不可欠です。
警備員の業務の変化〜イス軸法職員研修で警備員が長く働ける体作り
気になるのは、イス軸法の導入によって「実際の現場で本当に役立つのか?」という点でしょう。
具体的な業務シーンで期待できる効果を見てみましょう。
交通誘導業務での変化
従来の状態
- 2〜3時間も立っていると腰や足が辛くなる
- 疲れてくると集中力が落ち、見落としのリスクが高まる
- 緊急時に素早く動けるか不安がある
- 姿勢が崩れがちになる
イス軸法導入後
- 長時間立っても疲労が蓄積しにくくなる
- 集中力が持続しやすくなる
- 止まった状態から素早く動き出しやすくなる
- 背筋が伸びて、きびきびとした印象になる
施設警備・立哨業務での変化
従来の状態
- 8時間の立哨で腰痛・膝痛が慢性化しやすい
- 夕方になると姿勢が崩れやすい
- 不審者対応時の動きに不安がある
- 疲労で表情が硬くなりがち
イス軸法導入後
- 関節への負担が分散され、痛みが出にくくなる
- 終業時まで良い姿勢を保ちやすくなる
- すぐに動ける体勢を維持しやすい
- 余計な力が抜けて、自然な対応ができる
イベント警備での変化
従来の状態
- 人混みの中で踏ん張りが利きにくい
- 長時間の立ち仕事で足が疲れる
- 動線確保の誘導動作が負担になる
- 終了後の疲労が大きい
イス軸法導入後
- 人にぶつかられてもバランスを崩しにくい
- 足の疲れが軽減される
- スムーズな誘導動作がしやすくなる
- 翌日に疲れを持ち越しにくくなる
巡回警備での変化
従来の状態
- 長距離の巡回で足腰に負担がかかる
- 階段の上り下りが辛くなる
- 不審物発見時の瞬時の判断・行動に課題がある
- 夜勤明けの疲労回復に時間がかかる
イス軸法導入後
- 効率的な歩き方で疲れにくくなる
- 階段も比較的楽に上り下りできる
- 緊急時の反応速度が向上する
- 深い呼吸で睡眠の質も改善される傾向がある
機械警備・緊急対応での変化
従来の状態
- 緊急出動時の体の反応が遅れがち
- 走ったり、階段を駆け上がると息切れする
- 現場到着時に疲労している
- 対処時の動きに不安がある
イス軸法導入後
- 体が反応しやすくなり、素早く動ける
- 持久力が向上し、息切れしにくくなる
- 到着時も体力を温存できている
- 安定した動きで冷静に対処しやすくなる
このように、あらゆる業務シーンで改善が期待できます。これは従業員個人のメリットだけでなく、サービス品質の向上につながる可能性があります。
イス軸法導入で期待できる6つの効果
1. 離職率の低下による採用・教育コストの削減
従来の課題
「立ち仕事がきつい」という理由での退職
導入後の期待効果
- 体への負担が軽減され、長く働きやすい環境になる
- 「働きやすい会社」として従業員満足度が向上する可能性
- ベテラン従業員の定着率向上が期待できる
コスト面での期待
採用・教育コストの削減につながる可能性があります
2. 労災リスクの軽減
従来の課題
腰痛・膝痛による労災申請のリスク
導入後の期待効果
- 関節への負担が分散され、痛みが出にくくなる
- 転倒事故のリスクも減少する(バランス感覚向上)
- 予防的な取り組みとして評価される
コスト面での期待
労災発生率の低下により、保険料抑制につながる可能性があります
3. 業務品質の向上
従来の課題
疲労による集中力低下、姿勢の悪化
導入後の期待効果
- 長時間でも姿勢が崩れにくくなる
- 緊急時の反応速度が向上する
- プロフェッショナルな印象で信頼度が上がる
ビジネス面での期待
契約更新率の向上、新規案件獲得につながる可能性があります
4. 高齢従業員の活躍期間延長
従来の課題
体力的な限界による早期退職
導入後の期待効果
- 筋力に頼らない体の使い方を習得できる
- 60代、70代でも活躍しやすくなる
- 経験と技術を長く活かせる環境になる
人材確保面での期待
若手採用難の時代に、即戦力人材を長期活用できます
5. 採用力の強化
従来の課題
「きつい仕事」というイメージ
導入後の期待効果
- 「従業員の健康を重視する会社」としてアピールできる
- 独自の研修プログラムで差別化できる
- 長く働ける環境を訴求できる
採用面での期待
求人への応募数増加、採用単価の低減が期待できます
6. 競合との差別化
従来の課題
価格競争に巻き込まれやすい
導入後の期待効果
- 「健康経営」を実践する企業としてブランド化できる
- 従業員の質で差別化できる
- クライアント提案時の強みになる
営業面での期待
価格以外の価値で選ばれる可能性が高まります
イス軸法が導入しやすい理由
導入のハードルが低い
コスト面
- 初期投資は研修費用のみ
- 椅子さえあれば実施可能(特別な設備は不要)
時間面
- 実践時間は1回わずか5秒
- 業務時間への影響はほとんどなし
効果面
- 即効性があり、実施直後から効果を実感できる
- 継続で効果が定着する
- 年齢・体力に関係なく効果が期待できる
現場で実践しやすい
- 勤務前 出勤時に5秒実施
- 休憩中 疲れを感じたら実施
- 立哨前 現場に着いたら実施
自然に習慣化できる手軽さが特徴です。
導入の流れ(3ステップ)
ステップ1 経営者・管理職の体験(2時間程度)
- 経営者・管理職が実際に体験
- 効果を確認していただき、導入したいと思っていただけたら規模や人数に応じた導入プランをご提案します
ステップ2 全社研修の実施(半日〜1日)
- 専門インストラクターによる指導
- 全従業員が正しいやり方を習得
- 現場での活用方法をご案内
ステップ3 定着フォロー(必要に応じて)
- 実施状況の確認
- 継続的なサポート
警備員・警備会社にイス軸法をおすすめする理由
人材不足が深刻化する中、今いる従業員を大切にする仕組みづくりは重要な経営課題です。
イス軸法は
- 即効性がある(すぐに効果を実感できる)
- 低コストで導入できる
- 継続しやすい仕組み
- 全従業員に展開しやすい
このような特徴から、導入を検討する価値があると考えられます。
まだ多くの警備会社が導入していない段階ですので、早期に取り組むことで従業員の満足度向上、クライアントからの評価向上、採用力の強化などの面で優位性を得られる可能性があります。
まずは体験からスタート
導入の判断には、実際の効果を確認していただくのが早いです。
経営者向け体験会では
- 投資対効果の詳細試算
- 貴社に合わせた導入プラン
- 先行導入企業の事例
- 具体的な研修内容
これらをご確認いただいた上で、導入をご検討いただけます。
御社の従業員が長く健康に働ける環境づくりを考えてみませんか?
経営者・管理職向け体験会はグループレッスンにて承りますので、お申し込み時に『警備会社向け体験会希望』とお書き添えください。
