神奈川県の介護施設で介護士やケアマネージャー、施設の職員様向けの研修を行わせていただきました。
介護現場では、移乗や支え動作で体に大きな負担がかかり、腰痛や肩の痛みに悩む方も多くいます。
イス軸法で体軸を整えることで、無理のない動き方ができることを体験していただきました。誰でもすぐに実践できる感覚を体感していただき、負担の少ない介助を通して、自分と利用者の両方を守るスキルとしてイス軸法を体験していただきました。
介護で使えるイス軸法の研修内容
まずは基本のイス軸法を体験していただき、皆様にイス軸法による体の変化を実感していただきました。
実際の介護の場面を想定し、寝ている人を起こす動作や、ベッドから車椅子への移乗を体験していただきました。
ボディメカニクスや古武術の動きとも相性が良い
介護やリハビリの現場で、患者さんを支えたりトランスファーや移乗などで、PTや介護士などが体を痛めずに介助やトランスファーなどを行うために、このようなことがよく行われます。
- 筋トレ、体幹トレーニング
- ボディメカニクス
- 古武術の動き方
これらを行うことで、効果的に体を使って楽に介護をしたり、疲れを軽減したり、介護によって体を痛めることを予防することができます。
イス軸法は、これらのいずれとも相性が良いです。
筋トレをしている人は、鍛えた筋肉の力をより引き出せるし、ボディメカニクスや古武術の動き方などはより洗練されて楽に動けるようになります。
もちろん、これらを何もしていない人でも、イス軸法だけでも効果が体感できます。
参加者の声（主に介護士・ケアマネージャー等介護職の方が参加）
- 介助する側、される側が共に安全でやりやすい方法を得られた。
- どんな方でもできそうな動きだったので、介助する際取り入れたい！
- 最初は「本当にこんな動きで・・・？」と思いましたが、実際に体験すると本当に変化があり、おもしろかったです。
- 利用者の移乗や介助場面で活かそうと思います。
- 最初は半信半疑でしたが、確実な効果を得られた。体験できたことは本当に有意義な機会になりました。
- 体重の重い車イスの方の介助にも役立てそうです。
身体の軸を作ることで強い力が自然と出せるようになり、腰や肩への負担も減って介助動作が楽になることを体験していただきました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました！引き続き、健康で自由に動ける身体を多くの方にお伝えできるよう努めてまいります。
